うつ診断でチェックしよう【適切な治療法を見つけていく】

病気の一つと理解すること

男性

早期発見と早期治療が大切

仕事や日常生活の細かなことにまで不安を感じて苦しんだり、眠れない夜が長く続いたりした後に、やっと、うつ病なのかもしれないと精神科を受診する方が多いようです。他の身体的な病気と違って精神的な病はなかなか自分で受け入れがたいものです。でも、うつ病も病気の一つですから、異常を感じたときは早く医師の診断を受けることが重要です。うつ病の診断と言っても基本的にはほかの病気の場合と余り変わりはありません。特に心配して身構える必要は全くありません。最初に、これまでの病歴や現在服用している薬等の基本的な情報を確認されます。それに加えて家庭や職場の環境や人間関係などを聞かれることになります。周囲の人との関係は、なかなか他人には言い難いようなこともあるものですが、医師にありのままを説明して理解してもらうことが診断にはとても大切です。うつ病はいくつかの要因が重なり合って起こりますが、人間関係がその大きな要因になっていることも多いのです。また、症状を説明することは、寝られない等の、具体的なこと以外はなかなかうまく表現出来ないものです。インターネットのうつ病のサイトには、自己診断の質問票が用意されているものがあるので、事前にそれをやっておいて、そのコピーを医師に見てもらうと症状をうまく伝えることが出来ます。また、家族が同席できれば、当人が見落としている点も補って説明してもらえるので、医師の診断にはとても役立ちます。2週間以上の長い期間、気持ちがひどく落ち込んで何事に対してもやる気が出ず、日常生活に支障をきたすような事態になった時には、直ぐに医師の診断を受けることが大切です。うつ病は病気の一つですから、頑張ろう、と言う精神論では治せません。それに、重症化してしまうと治療も長期化してしまうことになります。早期発見が大切です。医師からうつ病と診断された場合、まず心掛けなくてはいけないことは、焦らないで治療に専念するということです。うつ病になる方の多くは、責任感が強く周りの人達にも気遣う性格を持っているので、仕事を継続して日常生活を続けながらの治療を希望することが良くあります。しかし、治療に一番大切なことは心身の休養なので、先ずは、仕事や日常生活の負担からいったん離れて完全に休養を取らないと治療は長引くばかりで効果を上げることはできません。また、うつ病は再発する可能性が非常に高い病気で、再発してしまうとその治療は初めの時以上に長期化してしまうことになります。最初からしっかりと治療を行い完治させることで、再発を抑えることも出来るので、治療に集中することが何より大切です。また、うつ病は、治療の過程で、まるで完治したかのような状態になっても、その後で、再び調子が悪くなることが良くあります。良い状態と悪い状態が繰り返して現れる病気なので、症状の良い時と悪い時の波に振り回されないようにすることが大切です。